石山合戦の折に兵糧として考案された「松風」は、文禄(西暦1592〜1595年)の頃「六條松風」と呼ばれ、 本願寺門信徒の間で 大変親しまれていました。
この「六條松風」を偲び、往時の味を求め、辿り着いたのが「西六條寺内松風」です。 大きな丸型に焼く「松風」本来の姿をご覧いただけるよう、丸型をそのままに小さく焼き上げました。 生地に加えた浜納豆の独特の風味が、遠き昔に生まれた素朴な味を思い起こさせてくれます。